サラリーマンなどの会社員が副業で収入を得た際に、所得(利益)が20万を超えると確定申告が必要になります。収入と所得は異なるもので、そこに経費が関係します。例えばメルカリで物を売った時に、考え方で所得(利益)は違ってきます。
経費を認めてもらい、納める税金は可能な限り減らしたいですよね？？
所得とは何か？？所得が減る経費とは何か？？まとめました。
所得とは？？
所得とは利益のことです。つまり、収入−経費＝利益(所得)となります。税金はこの所得に対して払います。
（↓国税庁より）
そのため、経費が多いほど利益(所得)は減るので支払う税金も減ります。
経費とは？？
経費とは、その利益(所得)を得るために支払ったお金です。幾つか例を出して説明します。
■例①
発売してすぐに完売したスプラトゥーン(ゲームのソフト)を、発売日に￥5,000で手に入れてメルカリにて￥10,000で売った。この時は、、、
収入￥10,000−経費￥5,000＝所得￥5,000となります。
■例②
ブログを書いて広告収入￥50,000を得た。画像の加工を業者へ￥20,000で依頼して、その画像をブログで使用した。この時は、、、
収入￥50,000−経費￥20,000＝所得￥30,000となります。
■例③
セミナーの講師をして￥100,000の報酬をもらった。会場が遠かったので、宿泊や交通費で総額￥40,000が掛かった。この時は、、、
収入￥100,000−経費総額￥40,000＝所得￥60,000
経費の考え方は奥が深い
上記の例は基本になります。経費の考え方は奥が深いです。
上記の例①であれば、
10年以上前に￥5,000で買ったジーンズが着なくなったので、メルカリで出品したら￥10,000で売れた。これは、そもそも確定申告が不要です。
着なくなった衣服や使わなくなった家具などを売った場合は、確定申告が不要となっています。
（国税庁「所得税法9条の9」）
上記の例②であれば、
ブログを書くのにPCを購入したのであれば、それも経費になります。但しプライベートでも使用しているのであれば、その分は経費から除外する。PCが￥10万以上であれば減価償却というものになります。
（国税庁「減価償却のあらまし」）
上記の例③であれば、
別途に日当も経費とすることが出来ます。また旅費や宿泊費を実費ではなく定額に規定することも条件を満たせば可能です。
（国税庁「消費税基本通達11条」）
経費を認めてもらうためには(まとめ)
税金は、収入から経費を引いた所得(利益)に対して計算します。つまり、経費が多いほど納める税金は減ります。
経費を認めてもらうためには、帳簿の作成が必要です。帳簿の作成と保存は義務となっています。詳しくはこちらにまとめています。
↓
・帳簿の作成方法。
コメント