日本株が米株と比べて弱く、今が押目なのか、ここから暴落するのか判断が難しいため、過去のチャートを参考に想定してみる。
過去のチャート
上昇幅から、以下の期間を参考にしてみる。
2003〜2009年。
押目をつけるまでに3年、そこから底値まで3年を経ている。
押目をつけるまでの途中、2年弱の横ばいをはさんでいる。
【押目をつけた時】
約10,000上昇してから2,000下げる。
ボリンジャーバンドの−3σに触れて、その後は−2σでバンドウォーク。
【支持線を割った時】
押目14,000のサポートラインを割ると、そのまま下落。
↓
3発の下落を経て14,000のサポートラインを割る。
(下落1発目)−3σに触れてそのまま下落、丸坊主の大陰線で再度−3σまで落として下げ止まる。
(下落2発目)反発して上げるがまた−3σまで落としてくる。
(下落3発目)横横して、支持線割れで−2σのバンドウォーク。
(下落4発目)−3σに触れて下げ止まるが、横ばいをはさみ最後にもう一発下げる。
2013〜2017年
押目をつけるまでに3年、そこから底値まで1年を経ている。
押目をつけるまでの途中、2年弱の横ばいをはさんでいる。
【押目をつけた時】
約11,000上昇してから3,000下げる。
ボリンジャーバンドの−3σに触れて、そのままバンドウォーク。
【支持線を割った時】
押目18,500のサポートラインを割ると、そのまま下落。
押目を割るとそのまま下落。
丸坊主の大陰線で−3σに触れて下げ止まる。
2020年〜
押目をまだつけていない。
この期間を横ばいと見るか??
【押目と支持線割れについて】
横ばいを経て上昇、もしくは押目をつけにいくか、その判断が難しい。
今後の上昇
上昇途中の横ばいについて、現在は既にこなしているか考える。
- 2003年型は約2年間ヨコヨコした。
- 2013年型も約2年間ヨコヨコした。
- 2020年は約半年間のヨコヨコ。
- 2003年型は約3年間で10,000の上昇。
- 2013年型は約3年間で11,000の上昇。
- 2020年は約1年間で15,000の上昇。
(2003年型)
(2013年型)
(2020年型)
⇩
既に横ばいを経ていると考えて、押目への展開に備える。
そのため、ここからの高値更新は上昇幅が限定されるものとして想定しておく。
今後の押し目
今後の押し目の展開について考えてみる。
- 2003年型は押目をつけるまで約3年。
- 2013年型も押目をつけるまで約3年。
- 2020年は約1年間が経過。
- 2003年型は約3年間で10,000の上昇。
- 2013年型は約3年間で11,000の上昇。
- 2020年は約1年間で15,000の上昇。
- 2003年型の押目は約3,000の下落。
- 2013年型の押目は約4,000の下落。
(2003年型)
(2013年型)
(2020年型)
⇩
押目は来てもおかしくない状況と考える。浅ければ27,000(高値-4,000)まで下落、深ければ23,000(高値-8,000)まで想定しておく。
押し目の前兆もイメージしておく。
- 2003年型は−3σに触れてそのままバンドウォーク。
- 2013年型は反発するが再度−3σまで落としてそのままバンドウォーク。
- 現在2021年は今にも支持線割れをしそうな展開ではあるが、バンドウォークはせず−3σで小反発している。
(2003年型)
(2013年型)
(2020年型)
⇩
このまま支持線割れして−2σでバンドウォークする可能性はあると思うが、現時点での直感では再度反発して上げてから、その後に落とし込まれて押目を形成してくるように感じる。
⇩
※2021年5月29日追記。
想定通り押目を形成。空売りはあまり利益が伸びなかったが、買いは現時点で十分な含み益となっているので今後についてさらに考えていく。
- 想定通り反発してから落としてきた。暴落前には仕掛け的な上昇をよく挟む。今回はここで投資部門別売買動向でみると個人の買いが膨らみ海外勢は大口の売りを行っていた。
- 今回で改めて確信できたのが−3σは暴落や反転のサインとして機能する。
- −3σへ触れた後に−1σをヨコヨコで抜くと反転上昇の可能性が高い。
- −3σへ触れた後に急反発で−1σを越えてきた時はさらに下落してくる可能性が高い。
今後の暴落
押し目を形成してから考えるので、今は参考画像だけ添付して、後日見直す。
(2003年型)
↓アップ
↓さらにアップ
↓もっとアップ
①
②
③
④
(2013年型)
↓アップ
↓さらにアップ
(2020年型)
⇩
※2021年5月29日追記。
想定通り押目を形成。空売りはあまり利益が伸びなかったが、買いは現時点で十分な含み益となっているので今後についてさらに考えていく。
- 浅くても27,000までは下落すると想定していたが、27,500(高値から−3,000)で下げ止まった。
- 最高値を更新する場合は2003年型のように約1年間の上昇がここから続いて暴落へ発展すると想定する。
- 最高値を更新できない場合は2013年型のように3ヶ月弱で暴落へ発展していくと想定する。
(↓2021/6/1追記)
押目=2021年5月13日。
ここからは3ヶ月〜1年間の上昇を想定する。
今後の押し目(想定見直し)
(↓2021/6/18追記)
ダウの暴落により、日経が連安で下げる。想定を見直す。
当初は5/13を押し目にして最低でも3ヶ月以上は上昇すると想定していたが、ダウ暴落の連安により分からなくなった。
(↓2021/6/30追記)
まだ押目をつけていない可能性がある。今回の約1年間で15,000の上昇に対して、2,000の下落幅は小さいのでは??
2003年型で想定。
2003年型を参考に、別の想定をしてみた。
2003年型を例にすると、以下のようにまだ押目の前にいるのでは??
約3ヶ月間の横ばいを経て、上振れ後に押し目をつけにいった。
しかし、この時は−3σまで落としていない。
(NYダウとの相関性)
⇩今後の展開
上記の想定が正しいと、今後の展開は以下のようになる。
ひとつの指標は高値更新をしてくるかどうか。現状は薄商いで方向感がないので、引き続き注力して見ていく。
2013年型で想定。
2013年型でも同様に想定してみた。
約3ヶ月間の横横を経て、上値は越えられずに押し目をつけにいった。
この時はいちど−3σへ触れている。
(NYダウとの相関性)
今後の暴落(想定見直し)
(2021年7月2日)
判断を悩ますのは−3σでバンドウォークしていること。本来であればこれがもっと深くなり、押目となるはずだった。しかし今回はダウの連安で再度−3σまで落としてきたので、押目前のボックスも想定してみた。
⇩結論
押目の前でも後でも、ダウの下落がノイズであれば少なくとも直近は上昇となる想定。
そして、高値更新しなければ2ヶ月前後のボックス。抵抗線を抜けてくるようであれば約1年ほどの横ばいをイメージしておく。
支持線を割った場合は再度見直す。
⇩
(8/18追記)
5/13から約3ヶ月が経過。ここから30,000を目指して上昇で想定しておく。ダン君含めて全体的に日経の弱さへ悲観的なので、市場の想定超の上昇があるとするならこのタイミング。
但し支持線割ったら想定見直す。
今後の上昇幅(想定見直し)
(9/10追記)
想定通り30,000まで大暴騰。ここからどこまで上げるか??いつまで続くか??想定を見直していく。
上昇幅。
2019年の参考例。
↓①の期間。
↓②の期間。
2020年の参考例。
↓①の期間=コロナ。
↓②の期間。
今後の展開。
2006〜2008年を参考にする。
現状を「ココ」で想定してみる。
8ヶ月間で約4,200円の上昇。
↓その後の展開。
(9/10時点の現状)
ここから高値は更新、その後に直ぐ2,000円前後下げる想定。
そこから再度高値まで戻して、本格的な下落を開始するイメージ。年末頃にもダウの連安で落とすと思っているが、本格的な下げは来年3月頃で想定しておく。
⇩直近の下落イメージ
以下の期間でボリンジャーバンドを参考にする。
↓①=2020年11月。
↓②=2021年2月。
ボリバン+1σでの動きで判断していく。
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