⭐️海外勢の日経平均先物手口⭐️

【日経平均株価(まとめ)】

投資部門別売買動向を見ていて、いつも外国人投資家の手口はさすがだと感じる。

但し情報は翌週に入ってくるため、先物手口から海外勢の動向を掴めないか考えてみる。

(9/2公表の投資部門別売買動向)

海外投資家の先物手口は8月第三週で売り越し(−3,453)、第四週で買い越し(+3,346)している。

以下は、海外勢の日経平均先物手口。

日経平均株価の第三週チャート。

日経平均株価の第四週のチャート。

8月の第三週〜第四週を見る限りでは、投資部門別売買動向・日経平均先物手口・日経平均株価チャートは相関性がある。

もう少し調べてみる。


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日経平均株価と先物手口の相関性

(5/10〜5/13)

相関性あり。下落時に−4,000越える、−6,000越えたところで反転。

(5/13〜6/15)

相関性はそこそこありそう。但し上も下もボラが大きく、6/8の−15,000の売越しをどう見るか難しい。

(6/15〜6/21)

相関性あり。底を打つ6/21の2日前に−3,000の大きな売越し。

(6/25〜7/9)

相関性あり。6/25の後は買越しに対して売越しは−2,000を越えていて、チャートも下へ押している。底を打った7/9は−4,000超の売越しで、その後に反転している。

(7/13〜7/20)

相関性あり。上値を切り下げた7/13は5,000の買越し、その後に売越しを増やしていきチャートも落としていく。売越し−2,000を越えたところで再度反転して上昇。

(8/5〜8/12)

相関性あり。3,000を越す買越しで日経は上げていき、買越しが減少していく中で反転して日経は落としていった。

(8/11〜8/20)

相関性あり。−2,000超の売越しが出て日経も下げていき、底値を打った8/20は−3,000を越す売越しとなりその後に反転した。

(8/23〜9/2)

相関性あり。+3,000超の買越しで日経も暴騰した。

《まとめ》

  • −2,000超の先物手口が出ると株価が勢いづくことが多い。
  • 株価が横ばいの時は2,000以下の買越しと売越しが交じりがち。
  • 株価が勢いづいた後にさらに大きな先物手口が出たら反転サインとなることが多い。
  • 先物手口のボラが上も下も多い時は特に大きな手口が日経の方向性となるかも?
  • 右肩下がりで先物手口が細まって反転したら日経も同様に変わることが多い。

⇩但し、、

(9/17現在)

9/6〜9が全く相関性がない。

さらに深堀りして調べてみる。


海外勢と国内勢の比較

日経平均先物手口は外資系証券会社と国内証券会社が真逆の動きをよくするので、日経平均株価との相関性を直近のチャートで確認する。

(8/12〜16)

↓海外勢。

↓国内勢。

(8/24〜25)

↓海外勢。

↓国内勢。

外資系証券会社の先物手口が、その後の日経平均株価のチャートへ影響している。


投資部門別売買動向との差異

投資部門別売買動向と日経平均先物手口で情報に差異があるので、さらに考察する。

9月9日の記事、第1週(8/30〜9/3)の投資部門別売買動向について。

この週は投資主体別が買い越しで2,957、外資系証券会社の日経平均先物手口も9/1と9/3で大きく買い越している。

9月17日の記事、第2週(9/6〜9/10)の投資部門別売買動向について。

こちらの動きに差がある。投資主体別が7,537と大きく買い越し、但し外資系証券会社の日経平均先物手口は9/6〜9は逆に大きく売り越している。

9月9日時点の日経平均先物手口。

↓海外勢。

↓国内勢。

これは、投資主体別売買動向の外国人投資家には外資系証券会社以外にも海外の年金基金や投資信託、保険会社、ヘッジファンドなどの機関投資家やその他の大口投資家が含まれるためと思われる。

日経平均株価のチャート。投資部門別売買動向の内容と方向性が一致している。

それでは、日経平均先物手口でどの外資系証券会社が参考になるのか探ってみる。

(9/6)

(9/7)

(9/9)

投資主体別は買い越しで日経平均株価も上がった9/6〜10、全体では売り越されていた日経平均先物手口の中でも特に買っていたのモルスタ!

【モルガンスタンレーの手口】

↓日経チャート。

それ以外も日経チャートと比較してみる。

【ゴールドマンサックス】

【ABNアムロクリア】

【クレディ・スイス】

【メリルリンチ】

【ソシエテ・ジェネラル】

【JPモルガン】

【HSBC】

【BNPパリバ】

【バークレイズ】


今後の展開について

(9/17現在)

直近による外資系証券会社の日経平均先物手口はまだ買い越しが続いており、この情報だけではまだ日経平均株価が弱含む要素はない。

但し9/6〜9の大きな売り越しが日経平均株価のチャートからは影響が見られず、これをどのように判断して良いのか今は分からない。

結論、引き続き検証が必要。

9/22、海外勢が売越しに転じた。ここからどうなるか??検証開始。

(外資系証券会社)

特徴としては日経の上昇へ合わせるように買っていたアムロとクレディスイスが売りに転じた。そしてモルガンスタンレーは今回も他とは逆で買っている。

(国内証券会社)

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