投資部門別売買状況 2022年9月3週目 個人の現物買いがまだ多い

【日経平均株価】

海外投資家と個人投資家の投資部門別売買動向について。

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2022年7月1週目

7月1週目の特徴は、海外投資家の現物買いと先物買い。現物と先物の双方が共にこれだけ買われた週は今年になってまだ無い。
逆に個人投資家は売りが目立ち、現物と先物が共にこれだけ売り込まれた週は3月3週目以来。

■海外勢と個人の現物取引。
やはり個人の売りが3,000億辺りに達すると日経は大きく下落してくる。しかしその後は・・・・・

しかしその後は、個人の買いが急速に萎むのと合わせて海外勢が買いへ転じてくるので、日経平均株価は上昇してくる。

■海外勢と個人の先物取引。
海外投資家の先物買いが5,000億を超えると、1~2週間の時間差で日経は上昇して¥27,000を抜けている。

⇩結論

目先、日経は上げてくるとしか思えん。海外勢の先物がまた急速に萎んで売りへ転じれば日経もレンジ内へ戻してくる。もし7月1週目のように現物と先物の同時買いが続くようであれば、レンジを上抜けて上昇トレンド入りする可能性が出てくる。

 


2022年7月3週目

7月3週目の特徴は、海外投資家の先物買いと個人のひどい売り。
海外勢は先物を5,000億以上買うと売へ転じていくのだが、再度大きく買い越してきた。そして個人の売りひどい。特に現物の売りがひどい。

■海外勢と個人の先物取引。
海外投資家が先物を5,000億以上買うと、翌週か翌々週で日経平均株価は¥27,000を越えている。今回は先物を再度5,000億以上買ってきた。

■海外勢と個人の現物取引。
個人投資家が現物を2,000億以上売ると、翌週には日経平均株価が¥27,000を越えている。今回は現物の売りが止まらず今年で最も売り込まれている。

⇩結論

まだ日経は下げないと思われる。海外勢の先物買いはまだ萎えず、7月1週目のように現物と先物を共に買ってきた。また、個人の売りがひどい。
先日すべて利確してしまったので次は売りを狙っていきたいが、あせらず気長に様子を見ていくようにする。

 


2022年7月4週目

■海外勢と個人の先物取引。
日経平均株価が¥27,000を越えて上昇していく中で、海外勢の先物は減少。このまま減って売り越してくるかどうか。

■海外勢と個人の現物取引。
個人投資家が反転して現物を買い越し、海外投資家の現物は減少。

⇩結論

いつものパターン(日経が上昇する中で海外勢は売って個人は買う)であれば、日経を下目線で見ていく。昨日ちょろっと売ったので、想定通りであれば本格的に仕込んでいく。

 


2022年8月4週目

■海外勢と個人の現物取引。
ピンク線が個人の現物取引。買いが2,000億を超えると青で丸をしたように日経平均株価は下落か軟調になる。逆にオレンジで丸をしたように売りが2,000億まで膨らむと日経は上昇する。
つまり個人が買えば日経は下がり、個人が売れば日経は上昇する。

■海外勢と個人の先物取引。
緑線が海外投資家の先物取引。日経平均株価に対して先見性がある。

⇩結論

このまま個人の現物買いが増えて海外勢の売りが進むのであれば、引き続き空売りを保有して含み益を伸ばしていく。

 


2022年8月5週目

■海外勢と個人の現物取引。
個人の現物買いが今年2番目の大きさ。

■海外勢と個人の先物取引。
海外投資家の先物売りが5,000億を超えてきた。

⇩結論

9/9時点で日経も米株も反発して絶好調、YouTuberもアナリストも買いを推奨。でも日経は下がるとしか思えんので予定通り売り増し中。
反発が強いので自信は無いが、個人の現物買いがここまで大きくなると日経が上げることはほぼ無いからなぁ~。

 


2022年9月3週目

■海外勢と個人の現物取引。
個人の現物買いがまだ多い。2,000億まで売ってこないと日経は上昇してこない。

■海外勢と個人の先物取引。
海外投資家の先物が今回はまた下げてきた。日経の上値が重くなる。

⇩結論

日経が続落するのか軟調になるのか分からないが、上値は当面重いと想定しておく。
既に空売りは全て利確しているので、次は買い場を模索していく。

 


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