更新履歴:2020/11/27
会社情報
【決算】9月
【設立】1973.11
【上場】1996.3
【特色】紳士服業界3位。郊外型で関東、東北中心。傘下に九州のフタタ。都市型『スーツセレクト』を育成
【連結事業】ファッション96(0)、フードサービス3(-2)、教育1(2) <19・9>
【水面下】店舗純減約10(前期純減17)。新型コロナ禍での休業や外出自粛響き客足急減。サマンサ持分損。21年9月期は7月子会社化のサマンサの赤字フル加算。スーツ既存店はコロナ影響薄まるも在宅勤務浸透痛い。経費圧縮継続でも営業益なお水面下。
【テコ入れ】オーダー業態はユーチューブチャンネル開設し新規顧客を積極開拓。サマンサタバサは経費抜本見直しに着手。
【業種】 衣料小売り 時価総額順位 21/38社
【仕入先】かねせん
【販売先】一般消費者
財務状況
3期連続で減収減益。21年度もマイナス着地予定。
自己資本比率は業界水準と比べて良い。有利子負債比率も50%を切っていて良い。
⇩
下方修正して20年度は着地。但し21年度はプラス着地の予想へ変更。
進捗状況
今期21年度の予想に対する1Qの進捗が気になるところ。
株主優待
3月と9月。
信用残高
意外にも売り残が直近ですごく増えている。しかし既に決算後の上昇で解消されているかも。
機関投資家による空売りの大口保有は、ノムラが早々に解消したので無し。
ニュース
2020/11/19、決算発表。
2020/11/25、高配当利回り銘柄。
チャート推移
長期間による下落トレンド。20年チャートで見て最安値の水準。
決算後から上昇開始。
まとめ(今後の予想)
- 減収減益。コロナ禍で売上高が減収になる前から、営業益は落ちている。
- サマンサ含め、赤字からの脱却が必要。
- 自己資本、有利子負債は健全。
- 今期21年度の予想を見直して、売上高は直近で最高、利益もマイナス着地からプラスへ変更。
- 配当金を増額、高配当利回り銘柄へ。
- 株価は20年で見ても最低水準。
- 2013年の高値からずっと下げている。
- 直近で信用の売り残が急増している。
⇩結論
ここまでの業績はひどい、株価もそれを反映している。但し会社の体力は健全で、アボーンする可能性は低い。直近では、株価や出来高に大きな動きがあった。ここが勝負かな、今期で予想通りにプラス着地へ持っていけばトレンドが変わる可能性はありそう。
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